王子がお家に住み着いた!
「いっぱいほぐさないと後から辛いからね」
「つ····ら、い?」

ちゅぽんと指を抜かれ、まだ脳内が痺れているように感じるものの直接与えられる刺激から解放されて少しだけ冷静になる。

そんな私の手を取ったルイスは····

「だってもうすぐコレがここに入るんだもの」
「ーーーあ、え?」

閨教育で知識だけはあったが、手を引かれ服の上からとはいえ触らされはルイスのソコはしっかりと主張を始めていて····

「こ、れが····わたく、しに····?」

しどろもどろになりつつ思わず確認する。

“ゆ、指なんかより全然、全然太い····!?”

不安で少し青ざめた私とは対照的に、相変わらず微笑むルイスは楽しそうだ。

その笑顔に何故か嫌な予感がするのはどうしてなのだろうか。
無意識に少し身体が震える。

そんな私に気付いたルイスは、なんだか少しわざとらしく「寒い?」と聞いてきたのだが···

「大変だ、すぐに熱くしてあげるからね?」
「や、あのっ、待っ···!」

寒いかと聞いたくせに布団を全て剥ぎ取ったルイスは、すぐに両足をぐい、と持ち上げて。

「ひ、やぁぁっ!?」

先程まで指で馴染まされていた蜜壺に生暖かい舌が挿れられ、しかもーー···

「あぁ、ここも主張してるね」

グリ、と芯を持ち始めた芽を舌で舐め弾いた。

一気に頭まで刺激が走り、無意識に仰け反ると足を持ち上げていた手を外しすかさずぶるんと跳ねた胸を鷲掴む。

「ーーー、ひ、んん、んぁ!?」

舐め弾かれた芽を今度は強く吸われ、胸を揉みつつ乳首をグリグリ潰される。
同時に与えられるその刺激が最早快感なのか苦痛なのかわからない程で、ただ喘ぐしか出来ない。
そんな私を一方的に堪能したルイスはまた舌をナカに挿れたのだがーー·····

「あ、あぁっ!?」

ぐちゅりと音を溢し蜜を溢れさせた私のソコに、舌だけでなく指を2本も一緒に挿れてきて···

「あ、あぁ、あぁんっ!ひゃあっ」

内側を擦られる感覚だけでなく、バラバラに指が動いているだろう異物感が私を襲う。

違和感しか感じなかったはずなのに、じわじわとその刺激を求めて身体が揺れるのを止められない。
もじもじと太股を擦り合わせ襲う刺激を緩和したいのに、ルイスの頭を挟むだけで上手く熱が逃がせずもどかしさに自然と涙が滲む。

そんな私をふふ、と楽しそうに堪能したルイスはまるで宝物のように優しく優しく抱き締めてきて。

「本当に大好きだよ、エメ」

そう囁き抱き締める力を強くする。
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