アンハッピー・ウエディング〜前編〜
初夏迎える頃の章2
雛堂と乙無に相談した、その週の週末。

今日くらいはのんびり過ごせるだろうか、とほんの少しでも期待したのが間違いだった。

「悠理君。あーそーぼー」

「…」

案の定。

案の定お嬢さんは、またしても遊びに誘ってきた。

しかも、片手に例の自由帳を持って。

いつもの、小学校低学年の女の子のノリで。

…そんなことだろうと思った。







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