アンハッピー・ウエディング〜前編〜
ゆっくりと弁当を食べた後、俺達はまた歩いて、学校に帰った。

遠足終了。早いもんだ。

暑い中歩かされて疲れたから、別に良いけど。

家に帰って、速攻エアコンつけて、冷たいシャワー浴びてアイスクリーム食べて、思いっきり涼んだ。

やれやれ。スッキリ。

あとは、のんびりと家事をしながら、寿々花さんが帰ってくるのを待つだけである。









…寿々花さんが家に帰ってきたのは、午後七半時過ぎだった。

「ただいま〜…」

「おー…。お帰り」

いつもは大抵、寿々花さんの方が先に帰ってきてるからな。

こうして、寿々花さんを出迎えるのは珍しい。

さすがに、寿々花さんは疲れた顔だった。

こんな時間に帰ってきたら、そりゃそんな顔にもなるよ。

「悠理君。疲れたー」

「はいはい、お疲れ様。風呂の用意出来てるけど、先に入る?」

「うん。お風呂に先に…って、何だか新婚さんみたいなやり取りだね」

良いから、早くシャワー浴びてこいって。

その間に、晩飯温め直してくるからさ。
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