黒髪の眠りの聖女は永遠の愛を誓う
「まったく、あいつらは!アーロにも注意しておきます。ハリー、あいつはどこだ?」
「また部屋にこもっているかと」
アーロ様の部屋へと向かうとウィル様がゴンゴンと扉を叩いた。
「おい!アーロ!」
「……」
「開けるぞッ!」
扉を開けると本や何かの資料のような紙の束がたくさんある部屋の中にアーロ様がいた。
机に紙を広げて何やらブツブツ呟いているアーロ様のローブの襟をグイッと引っ張るウィル様。
「後はおまえ待ちだ!早くしろ!私達が部屋に近づいて来ていたことはおまえなら分かっていただろ!?」
「グァッ!」
「まったく!」
「あと少しでキリのいいところまでまとめられそうだったのに…!」
渋々立ち上がるアーロ様。
「もう父上達も到着する頃だぞ!」
そんな二人のやり取りを見ていたらクスリと笑ってしまった。
「フフッ」
「実桜様?」
「あ、だって、ウィル様が可愛くて…」
「え?」
「普段国王様の補佐としてお仕事をしている時は年齢より上に見えるウィル様なのに、幼馴染みであるハリー様やアーロ様、リック様とシエナ様の前だと17歳らしいわ!」
小さな頃からのお知り合いなのよね。
「ッ!」
サッと顔が赤くなるウィル様。
後ろではハリー様とアーロ様が顔を見合わせている。
「そ、そんな私ではやはり…」
「え? 私も知りたいわ。素のあなたを」
いつもとギャップがあって可愛いわ。
そういえば、最初に会った時はウィル様のことを人見知りする可愛い王子様だと思っていたのよね。
後日私の勘違いだったと分かり、普段のウィル様は冷静沈着に周りの年上の方々と共にお仕事をこなしている。
だから私も最近はウィル様が17歳であることを忘れていたような気がするわ。
正直な気持ちを伝えるとウィル様が片手で顔を隠すようにして俯いてた。
「3分ですよ、ウィリアム殿下」
「何よ!? ちょっと!リック!?」
アーロ様はウィル様に伝えた後にハリー様と部屋を出て行き、リック様はシエナ様を部屋の外に連れ出した。
部屋には私とウィル様の二人だけ。
急に皆どうしたの? 何が3分?
「また部屋にこもっているかと」
アーロ様の部屋へと向かうとウィル様がゴンゴンと扉を叩いた。
「おい!アーロ!」
「……」
「開けるぞッ!」
扉を開けると本や何かの資料のような紙の束がたくさんある部屋の中にアーロ様がいた。
机に紙を広げて何やらブツブツ呟いているアーロ様のローブの襟をグイッと引っ張るウィル様。
「後はおまえ待ちだ!早くしろ!私達が部屋に近づいて来ていたことはおまえなら分かっていただろ!?」
「グァッ!」
「まったく!」
「あと少しでキリのいいところまでまとめられそうだったのに…!」
渋々立ち上がるアーロ様。
「もう父上達も到着する頃だぞ!」
そんな二人のやり取りを見ていたらクスリと笑ってしまった。
「フフッ」
「実桜様?」
「あ、だって、ウィル様が可愛くて…」
「え?」
「普段国王様の補佐としてお仕事をしている時は年齢より上に見えるウィル様なのに、幼馴染みであるハリー様やアーロ様、リック様とシエナ様の前だと17歳らしいわ!」
小さな頃からのお知り合いなのよね。
「ッ!」
サッと顔が赤くなるウィル様。
後ろではハリー様とアーロ様が顔を見合わせている。
「そ、そんな私ではやはり…」
「え? 私も知りたいわ。素のあなたを」
いつもとギャップがあって可愛いわ。
そういえば、最初に会った時はウィル様のことを人見知りする可愛い王子様だと思っていたのよね。
後日私の勘違いだったと分かり、普段のウィル様は冷静沈着に周りの年上の方々と共にお仕事をこなしている。
だから私も最近はウィル様が17歳であることを忘れていたような気がするわ。
正直な気持ちを伝えるとウィル様が片手で顔を隠すようにして俯いてた。
「3分ですよ、ウィリアム殿下」
「何よ!? ちょっと!リック!?」
アーロ様はウィル様に伝えた後にハリー様と部屋を出て行き、リック様はシエナ様を部屋の外に連れ出した。
部屋には私とウィル様の二人だけ。
急に皆どうしたの? 何が3分?