黒髪の眠りの聖女は永遠の愛を誓う
どうしよう……。
私ですらよく分かっていないのに、皆のスーパー聖女様になってきてしまっているわ。

「ミオ様の願いが通じて良かったです。10代の頃に戻られたのですから、これからこの王国では私と同じ年齢として暮らしませんか?」

「ウィル様と同じというと?」

「私は17歳です」

「じゅ、じゅ、じゅ、じゅうななッ!?」

目を丸くして叫んだ!
いやいやいやッ!
いくらなんでもそれは…。

「まぁ、お兄様!お待ちくださいませ!」

「ソフィー様!やっぱり無理がありますよね!?」

「ええ!ミオ様は私と同じ年齢がよろしいかと思いますわ!」

「は!?」

「そうか、では15歳でいかがですか? ミオ様」

「じゅうごッ!!?」

声が上擦って固まってしまった。

「ミオ様?」

皆の視線が集中する。
若すぎると異論を唱える人はいないようだ。

「……流石に15歳は無理なので、じゅ、17歳でお願いします」

「私と同じ歳ですね。嬉しいです、ミオ様」

ウィル様は綺麗な瞳を細めて微笑んだ。

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