黒髪の眠りの聖女は永遠の愛を誓う
コンコンッ!
部屋の扉をノックする音が聞こえて、車椅子に乗っている小さな女の子が入って来た。
「まぁ!クロエ!」
ソフィー様がその女の子に駆け寄った。
「体調はよろしいの?」
「ええ、お姉様。今日はとても調子がいいのよ」
王妃様に似ている女の子をウィル様が紹介してくれた。
「私の妹のクロエ、12歳です」
「聖女様、先日は体調が優れず、ご挨拶ができずに申し訳ございませんでした。クロエと申します」
ストレートの薄紫色の髪に緑色の瞳の綺麗な方だわ。
「い、いえ!私の方がご挨拶が遅れてしまい、申し訳ございません!ミオと申します!よろしくお願いいたします」
お姫様より先に私がご挨拶しなきゃいけないのに!
しかし、美形家族ねぇ。
一家揃うと最強のキラキラオーラを放っているわ!
「私の娘のクロエは生まれつき身体が弱く病を患っています。ここ数年は歩くこともできない状態です。どうか!ミオ様のお力をお貸しいただけないでしょうか!」
王妃様がクロエ様の肩を抱きしめながら泣きそうな顔で私を見た。
「お母様、ミオ様のお力とは?」
「ミオ様は治癒能力をお持ちの聖女様なのです」
「まぁ!そのようなお力が!……しかし、王族である私が国民の皆様より先にお願いをする訳にはまいりませんわ。私よりもっと大変な病の人々がいるはずです」
「クロエ…」
クロエ様はとても優しくて、この国の人達を大切に思っているのね。
ふと、車椅子を押していた女性と目が合った。
部屋の扉をノックする音が聞こえて、車椅子に乗っている小さな女の子が入って来た。
「まぁ!クロエ!」
ソフィー様がその女の子に駆け寄った。
「体調はよろしいの?」
「ええ、お姉様。今日はとても調子がいいのよ」
王妃様に似ている女の子をウィル様が紹介してくれた。
「私の妹のクロエ、12歳です」
「聖女様、先日は体調が優れず、ご挨拶ができずに申し訳ございませんでした。クロエと申します」
ストレートの薄紫色の髪に緑色の瞳の綺麗な方だわ。
「い、いえ!私の方がご挨拶が遅れてしまい、申し訳ございません!ミオと申します!よろしくお願いいたします」
お姫様より先に私がご挨拶しなきゃいけないのに!
しかし、美形家族ねぇ。
一家揃うと最強のキラキラオーラを放っているわ!
「私の娘のクロエは生まれつき身体が弱く病を患っています。ここ数年は歩くこともできない状態です。どうか!ミオ様のお力をお貸しいただけないでしょうか!」
王妃様がクロエ様の肩を抱きしめながら泣きそうな顔で私を見た。
「お母様、ミオ様のお力とは?」
「ミオ様は治癒能力をお持ちの聖女様なのです」
「まぁ!そのようなお力が!……しかし、王族である私が国民の皆様より先にお願いをする訳にはまいりませんわ。私よりもっと大変な病の人々がいるはずです」
「クロエ…」
クロエ様はとても優しくて、この国の人達を大切に思っているのね。
ふと、車椅子を押していた女性と目が合った。