王家の影はポンコツ令嬢!はじめての任務で×××
おまけとばかりにピンッと私の乳首を服の上から指先で弾いたディーデリック様は、そのままさっと立ち上がり執務机の方へ戻る。

「ディ、デリッ⋯さま、まさかわたくし⋯っ」
「うん、俺の仕事が終わるまで、そのままでいてね?」
「ッ!!」

“た、耐えなきゃ⋯っ”

だって私は彼の妻になるんだもの。
必死に自分に言い聞かせながら、意識すれば快感に頭が支配される為なんとか意識を別のところに持っていこうとする。

“この魔道具どうやって動いてるのかしら”

精一杯意識をズラしたつもりだが、やはり快感が強すぎるからか完全に別のことへ思考を持っていくことは出来ずー⋯

「ん、ぅうん⋯っ!」

思考に引き摺られ私の意識が再び魔道具にいくと、きゅうっと勝手に私のナカが伸縮し道具を締め付ける。
しかし私のそんな変化に関係ないのが道具という存在。
無慈悲にも思えるような振動で私の快感が高まってー⋯

「や⋯っ、ぁあ⋯っ!イ⋯⋯っ、?」

背筋を快感がかけ登り、私を絶頂へ導く寸前だった。
突然魔道具が停止したのだ。


「⋯ぁ、え?」

“ど⋯して⋯”
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