先生の隣、ずっといたくて。
「大丈夫だよ。、、、莉瀬ちゃんを苦しめる人はいないかね。、、、寝ちゃおっか。」

そういって少し強引にベットに戻り、お腹をポンポン、と叩いてあげるとだんだん瞼が下がってきていた。

「、、、ン」

眠気に負けないように戦っていたけど、眠気にはあらがえられなかったのか、スース―と寝息を立て始めた。

、、、よかった。

ープルルルル

『はい、小児科木村です』

「あ、陽向、、、。」

『大河か。どうした?莉瀬ちゃん起きた?』

―、、、本当に話が早い奴だ。

「そ。軽くパニックになっていたから寝かせたよ?」

『サンキュー。その方がいいから、じゃあ今から行くわ』

「おっけー」

そういってPHSをしまった。
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