すばらしき男たち(1話完結)
「関係、迫られるんだろうなあ……」
「そりゃそうさ。でもどの上司につくのかな? ひいきにする上司を間違えたら、えらいことになるからなあ」
「でもさ、自分より一回り以上年上の女に迫られるんだぜ。それってどうなんだろう?」
ふたりともその情景を思い、少しうっとりした表情になった。
「ああ、俺もそうやって女性に愛されてみたいなあ」
ぽつりと蒼太が言った。
「蒼太、お前には、かみさんがいるじゃないか。美人の……」
「でもさあ、やっぱり怖いんだよ」
「何が?」
「俺はこきつかわれているんじゃないかって……。彼女の方が出世してるし仕事が忙しいから俺がごはんを作ったり、仕事が遅くなったら送り迎えして。それに彼女が最近、俺を抱いてくれないから悶々としてたら、
『なあに、したいの?』って……
『はい』って言ったら
『仕方ないわね』って微笑んで
『ちゃんとやってね』って。
すぐいっちゃったら、怒られて……そのまま朝まで、3回も……」
「それはつらいな」と悠真。
何だかうらやましそうな表情だが。
「そりゃそうさ。でもどの上司につくのかな? ひいきにする上司を間違えたら、えらいことになるからなあ」
「でもさ、自分より一回り以上年上の女に迫られるんだぜ。それってどうなんだろう?」
ふたりともその情景を思い、少しうっとりした表情になった。
「ああ、俺もそうやって女性に愛されてみたいなあ」
ぽつりと蒼太が言った。
「蒼太、お前には、かみさんがいるじゃないか。美人の……」
「でもさあ、やっぱり怖いんだよ」
「何が?」
「俺はこきつかわれているんじゃないかって……。彼女の方が出世してるし仕事が忙しいから俺がごはんを作ったり、仕事が遅くなったら送り迎えして。それに彼女が最近、俺を抱いてくれないから悶々としてたら、
『なあに、したいの?』って……
『はい』って言ったら
『仕方ないわね』って微笑んで
『ちゃんとやってね』って。
すぐいっちゃったら、怒られて……そのまま朝まで、3回も……」
「それはつらいな」と悠真。
何だかうらやましそうな表情だが。