クールな君の甘さを知れば【※表紙絵変更しました】
そう言って歩き出したなるちゃんの隣に並んで踏み出した。
一歩進めば、じゃり…と鳴る石の道。
「夜更かししてもいいけど、寝坊すんなよ」
「し、しないよ…!…たぶん」
「海琴の“たぶん”ほど信じらんねぇものはないからな」
ははっ、って可笑しそうに笑う横顔を見て思った。
「いいもん、穂乃果ちゃんに起こしてもらうから」
「なら安心だな」
この先どんなことがあったとしても、この場所だけは…なるちゃんだけは、私のものであってほしいって。


