【BL】泡沫の恋
「温、好きだよ」
「……先輩」
「好き……好きなんだ……」
「そんな何度も言われなくても……」
「何度でも言うよ。温が他の人のことを考えられなくなるまで」
「ひゃあ!?」
温を抱えて
「先輩……っうわ!!」
「温が俺のことしか考えられないようにしてあげる」
「待って下さい!!」
生徒会室に連れ込み押し倒した
「俺のことでいっぱい?」
「はい!!いっぱいです!!」
柳さんとのこれからが不安だったのだろう
ずっと身体が冷たかったが今は逆に熱いくらいだ
「身体の力は抜けた?」
「あ……そういえば」
「大丈夫。そんなすぐに取って食わないから」
「食っ!?」
「温の負担になることはしないよ」
とことん甘やかすんだから
負担かけたくないから