先生♪大好き♪
思い返してみれば


いつも目で追っていた。


”先生を探して”


見付けては避けていた。


佐藤さんに先生の事が好きだと疑われないように・・・



でも避け続ける私を気遣って、先生から声をかけて来てくれる事が本当は凄く嬉しかった。






・・・凄く・・・



凄く凄く嬉しくて仕方なかった。



敏之君と付き合ってるって噂が流れた時も


先生だけには誤解されたくない一心で


必死だった自分にも気付いた。



『私が好きなのは敏之君じゃない!!三野宮先生なんだよ!!』



って心の底で訴えてたのかも。



あぁ・・・




自分の気持ちに気付いた瞬間


正直に向き合った瞬間


さっきまでのモヤモヤが晴れると同時に




自然と涙が溢れてきた。。。
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