溺愛社長の2度目の恋
それに、私が天倉社長の純愛を守るのだと思うと……興奮する。
そんなわけで、彼との結婚を受け入れようと決めた。

「本当にいいのかい
僕と結婚しないからって採用を取り消したり、冷遇したりなんてしないよ?」

自分から求めてきたというのに、心配そうに社長が私の顔をのぞき込む。
こういう人だからこそ、その願いを叶えてあげたいと思ったのもある。

「はい、大丈夫です。
よろしくお願いします」

こうして私は採用と引き換えに、天倉社長と結婚することになった。
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