才色兼備で高嶺の花の彼女を溺愛したいんだ

次の日、僕は部活終わりに手芸店に来ていた。


とりあえず今日は下見。



店の閉まる時間もあるので、どうすれば作れるのかを見に来ていた。



うわっ、結構種類があるなぁ……


手作りコーナーに行ってみると色んなアクセサリーのパーツがたくさんあった。



パールとか可愛いな、愛菜に似合いそう。




でもこんな小さくて細いの僕に作れるかな……



まよったので店員さんに聞いてみた。



道具を使って細くて細かいところはするんですよと工具みたいなものを見せてくれた。



最初は初心者用のキットとかもあるんでお試しで作ってみては?




ネットでも検索はしてみたんだけど、僕の指で出来るかなぁ……



わからないところがあれば聞いてくださいと親切に教えてくれた。



僕はまた時間のある時に来ますと言って店を出た。



愛菜が合宿でもLINEは毎日何かしらは送る。




お疲れ様と送るとしばらくしてウニのお寿司の画像が送られてきた。



美味しかった、幸せと返事がきた。



基本愛菜がお刺身系を食べるのはシーズンオフだけの為、今は特に堪能している。



シーズン中はナマモノは食べないようにしているそうで、家政婦さんにも食事の条件に入っているそうだ。



まだプロじゃないのに本当は食べたいよと言っていた。


でも夜中にお腹痛くなっても親はいないから我慢してるんだそうだ。



大変だな。


僕も食べたいなと送っておいた。

< 125 / 274 >

この作品をシェア

pagetop