才色兼備で高嶺の花の彼女を溺愛したいんだ
男子だけでビーチバレーをしていると着替えを終えた女子の声が聞こえてきた。
ビーチバレーやりたいと何名かはすぐ水着になり入ってきたが、愛菜はまだ来ていない。
もちろん坂下さんもだ。
坂下さんも可愛くて人気がある。
愛菜が僕とつき合うことになったときに坂下さんの人気は上がった。
僕は少し休憩と言ってバレーから外れた。
海の家があるわけじゃないから宿に2リットルの飲み物と紙コップを取りに行くために階段を上がる。
「理久斗くん、どこ行くの?」
上から愛菜の声がした。
「あ、飲み物を取りに、男子達は結構前から遊んでるから水分補給しようかと」
「手伝うよ」
「じゃあ、私は海に行ってるね」
坂下さんは気を効かせてくれたみたいだ。
「あっ、ごめんね、凛華」
「ううん、全然」
理久斗くんと宿に戻り飲み物を取りに戻った。
「愛菜が来ないからさ(笑)」
「ごめん!髪がうまく結べなくて凛華にやってもらってたの」
「初めて見た、ポニーテール」
いつも部活の時は一つに後ろで結んでるんだけど、上まであげてるのは初めてで、なんなら可愛い触角が垂れている。
「髪がサラサラすぎて落ちてきちゃって」
確かに愛菜の髪はいつもサラサラだ。
「似合ってるよ、とっても可愛い」
「あ、ありがとう、自分でもできるように練習するね、私不器用だからさ、へへっ」