契約から繋がる

言ってやった…。
だってムカついたんだもん。


サンドイッチのお返し。
それに、あれからお風呂でも
私が入るの知ってて水抜いたでしょ?


知ってるんだから。
お返しだよ、お返し。


「嘘…。冗談でしょ?」

「さあ…。オーナーに聞いてみて下さい」


私は部屋を後にした。
百合さんは突っ立ったまま。


いい気味だよ。


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