先輩の愛に溺れながらずっと
先輩が一番最初に出た競技は800メートル走。

「王高 快里さん!さすが学校1のクール王子!
ダントツでぶっちぎりの一位です!」



かっこいいなぁ〜。


アナウンスの人が言うようにぶっちぎりの一位でかっこよく走った先輩に女子のみんなは目がハート型に。


中には大声で名前を呼んで応援している人もいた。


先輩の人気がどんどん上がっていく……


少し焦りながらも私は先輩が出る競技に他の女子達に負けないように大声で応援した。
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