五年の想いを抱えて
「あっ北見くん、たくさん話しかけてくれてありがとね。いっぱい話も聞いてもらったし。小林くんにも言っておいて。じゃあ」
言うだけ言って先生は歩いていく。
「玲ちゃん…先生。機会、無いかもしれないけど、なんかあったら話くらいは聞けるから!俺も翔も。だから、一人で悩まないほうがいい、と思います…」
喋っている途中で急激に冷静になって偉そうだとか何言ってんだとか思って尻すぼみになる。
必死で言った俺を見て先生は急に噴き出す。
言うだけ言って先生は歩いていく。
「玲ちゃん…先生。機会、無いかもしれないけど、なんかあったら話くらいは聞けるから!俺も翔も。だから、一人で悩まないほうがいい、と思います…」
喋っている途中で急激に冷静になって偉そうだとか何言ってんだとか思って尻すぼみになる。
必死で言った俺を見て先生は急に噴き出す。