五年の想いを抱えて
そのあと、テスト期間を2回はさみ、冬休みを越え、新年を迎えた。

その間もしかしたら来るかもしれない彼女からの連絡を待っていた。

でも来なかった。

俺はいつまでも待つつもりだった。

新学期が始まってしばらくして俺宛に1通の手紙が届いた。

裏の名前を見て俺は興奮気味に開封する。
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