いつか永遠の眠りにつく日まで
そこまで言うと、ジャスティアはぐっと眉間に皺を寄せ、黙り込んでしまった。

レオ様も同様に眉間にしわを寄せると、黙り込んだ。


その場に居合わせてしまった私は、何が起こっているのか理解できず、頭の中は混乱したままだった。



「……トンネルは。」

「間も無く、開通するかと。」

「もう、一刻の猶予もない。トンネルが開通するその時が、こちらが反撃を開始する時だ。」



そう言ったレオ様の瞳は、見たことがない程に、恐ろしく冷たかった。


思わず、身体がビクッとしてしまった。

ジャスティアを見ると、初めて会ったときのような目をしていた。



「リーリア。」



不意に名前を呼ばれて、私はおずおずと顔を上げた。

血の気が引いているのが、自分でも分かる。



「…状況が変わった。これより、お前を部屋に監禁する。」



そう言われて、私は弾けるように椅子から立ち上がった。



「どういうことなのですか…! 開戦って…!」

「……。」

「今まで、そんなこと何もっ…。」



そこまで言うと、涙が溢れて頬を伝った。

ルチェルナと、デネブリスが戦争を始めた。それは、命と命の奪い合い。

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