ふたりの道が重なるまで



『えっと、私はなんでそもそもここにいるのでしょうか?』





大して大きい声を出したわけでもないのに、それまでの空間があまりにも静寂だったからか、室内いっぱいに私の声が響く。



『は?だから私があんたをご飯に誘ったkr』





『じゃなくて!!!なんで私を誘ったのかって聞いてんの!』





桜子が話終わる前に私が遮った。





私が今日初めて見せた反抗的な態度に桜子は目を見開いたままだった。




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