白君にわがまま言っちゃだめですか。

Future

末央side


、、、あれから、6年の月日がたった。

16だった私は22になった。

大好きな彼は21になった。

『、、、エアバス810号が着陸いたしました。ゲート8でお待ちください』

長々待っていると、待ちに待った放送が流れてきた。

人の流れに乗って、私も移動する。
































































あの日の後。

私はうまく答えられなくて、中途半端な状態で白君はロスへと旅立った。

そしてその年からプロのチームに入り、活躍している姿を眺めた。

白君のいない高校生活を送り、無事に卒業できた。

ちなみに白君がいない間は紅琲ちゃんと仲良くなり、二人でお泊り会をしたりと白君がいないなりに楽しい生活を送っていた。

私は今、保育士になるために大学で勉強しているところだ。

ちなみに莉子はイケメンの年上彼氏をゲットし、なんと2年前にできちゃった婚をした。今は子育てをしながら幸せな生活を送っている。

、、、そして先月、白君から帰国するという連絡をもらった。

やっと会える、、、、大好きな人、、、。
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