100文字の短編詩集 淡い思いを君に届けたい。
 声も掛けられないままに過ぎ去ってしまった人たち。
故郷を遠く離れた今でも思い出す人たち。
 ぼくはもうあの町へは帰らない。
苦い思い出しか無いから。
 素直で不器用で優しかったあの子にも会えなくなったね。
30年前の思いでさ。
 きっといつか分かり合える日が来ると信じていたけれどとうとう来なかったね。
そのままでぼくもおじさんになった。
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