イケメン御曹司は恋に不慣れ

監視ですか


アルバイト急募の理由でもあったウエディングパーティーの1つ目がいよいよ当日となった。
土曜日のランチを終え、夕方から結婚式の二次会に使用されるらしい。
ランチ後の休憩中にオーナーと祐二さんが休憩室にやってきた。

「まだ休憩時間ではあるんですが、今日は準備があるのでこの後セッティングに入ってください。まず、2階の個室を新郎新婦の控室としてお貸ししています。1階はこの後レイアウトを変更して立食スタイルに変更します」

祐二さんの声にスタッフ一同慌ただしく動き出す。
何をしてよいのかわからない私は芹菜さんに声をかけられ、彼女について行く。

「貸し切りが入ると休憩時間が少なくなるけど、こういう日は金一封が出るから、頑張れるのよね」
「金一封? ですか?」
「そうよ。ひまりちゃんは初めてね」
「はい」
「今日は参加の人数も多いし、準備から片付けまで大忙しよ」
「そうなんですね」
「あ、ひまりちゃんは私と一緒に来て、今日は初めてだから私のサポートをお願いします」
「はい」
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