【短編】メルティングギフト
日が沈み、夜が顔を出し始めた土曜日の夕方。
塾の教室に授業の終わりを知らせるチャイムが鳴り渡った。
「那須さん、お疲れ様」
荷物をまとめて席を立つと、時永先生に声をかけられた。
「お疲れ様です。今日もありがとうございました」
「いえいえどうも。那須さんは、このあとはもう授業ないんだっけ?」
「はい。このコマが最後だったので。帰ります」
「そっか。良かったら交差点まで送るよ。外暗くなってきたし」
「いいんですか? まだ仕事残ってるのに」
「大丈夫。すぐそこだし。先に外で待ってて」
珍しいな。真面目な先生が仕事放り出すって。
テスト前だから過保護になってるのかな。
駐輪場に自転車を取りに行き、入口付近で待っていると先生がやってきた。
心配していたけれど、休憩をもらってきたとのことで一安心。一緒に薄暗い歩道を歩いていく。
「今日は体調悪かった?」
塾の教室に授業の終わりを知らせるチャイムが鳴り渡った。
「那須さん、お疲れ様」
荷物をまとめて席を立つと、時永先生に声をかけられた。
「お疲れ様です。今日もありがとうございました」
「いえいえどうも。那須さんは、このあとはもう授業ないんだっけ?」
「はい。このコマが最後だったので。帰ります」
「そっか。良かったら交差点まで送るよ。外暗くなってきたし」
「いいんですか? まだ仕事残ってるのに」
「大丈夫。すぐそこだし。先に外で待ってて」
珍しいな。真面目な先生が仕事放り出すって。
テスト前だから過保護になってるのかな。
駐輪場に自転車を取りに行き、入口付近で待っていると先生がやってきた。
心配していたけれど、休憩をもらってきたとのことで一安心。一緒に薄暗い歩道を歩いていく。
「今日は体調悪かった?」