不器用な神野くんの一途な溺愛
「(小野宮、どこ行ったんだ?)」
教室を変え、棟を変え、ありとあらゆる所を探したが見つからねぇ。
「(いつの間にか教室に鞄もねぇ。帰ったか?なら家に……)」
熱が出た小野宮を運んだことがあるから家の場所は知ってる。
だが……さすがに家までいくのは迷惑だよな。
「くそ……次会ったら覚悟しとけよ、小野宮」
一日でも一秒でも早く、お前に会いてぇ。
こんなに明日が待ち遠しいのは、初めての事だった――
*神野 斗真* end
教室を変え、棟を変え、ありとあらゆる所を探したが見つからねぇ。
「(いつの間にか教室に鞄もねぇ。帰ったか?なら家に……)」
熱が出た小野宮を運んだことがあるから家の場所は知ってる。
だが……さすがに家までいくのは迷惑だよな。
「くそ……次会ったら覚悟しとけよ、小野宮」
一日でも一秒でも早く、お前に会いてぇ。
こんなに明日が待ち遠しいのは、初めての事だった――
*神野 斗真* end