図書室の姫
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「…ほとんど、ヒロの単独ステージじゃん…」
「だって岬歌わないじゃん」
「しょうがないだろ…カラオケ事態行かないんだから」
「俺が誘っても、岬が断るのが悪いんだろ」
そう言ってヒロは子供みたいに、頬を膨らませた。
「ヒロ君歌上手〜い」
「ありがとう〜!」
カラオケはヒロと園見がほとんど歌って終わった。
帰り道、俺と久野は並んで帰った…
「今日楽しかったか?」
「それなりにな…」
隣で楽しそうに話す久野を見て幸せな気分になった。