ずるいよ、先生。
―シャッ







―カランカラン、、、







大部屋のカーテンが開く音がして、その後、私のベットの鈴が鳴らされる。









「失礼します」










入ってきた人は、白衣を着ているから医者で間違えないんだろう。










けど、、、。










医者、、、は無理、、、。









怖いって、、、。








「えっと、初めまして。主治医の浜谷颯大です。どうも、玲惟の同じ班の看護師さん、だっけ?」








「あ、はい」







何で知っているの?というか、、、。








「いくつかお説教を入れたいんですけど、玲惟から医者は苦手とかいろいろ聞いてるんで一旦無しにしますね」






「は、はい」
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