幽霊だった君にもう一度恋をした。

ノートを開くと説明が書いてあり、

友達日記とは別にあの子へのこの気持ちを忘れることは嫌だったので、思い出を書き留めるとこにした。



9月18日

この日は病院に検査しに行き、検査入院することになった。慣れたせいかなんとも思わなくなった。
ただ、楽しくないとはいつも感じていた。


9月20日

不思議な女の子に会った。
病気らしいが、ずっと笑顔で僕なんかとはまったく違った。


9月22日

また、その子に会った。
病院の屋上で1人で寂しそうに絵を描いていた。
見つめていると、目が合ってしまい、その子は近寄ってきた。




私は思い出した。

この女の子は私だということを。
前に私は陽翔と会ってたんだ。




「こんにちは!私は結菜、一緒に絵描かない!?」


「う、うん」


「絵、上手だね!私も上手なりたいから教えて!えっと、ところで君、名前は?」


「八神陽翔。」


「じゃあ、はるくんね!私のことは好きに呼んでいいよ!」


「う、うん、分かった。じゃあゆいなって呼ぶ、、」


「どうして、はるくんは入院してるの?」


「検査入院だよ、でも元々肺が弱くて何回も入退院を繰り返してるんだ、、それで最近新しい病気が見つかったらしくて、、、記憶が無くなるかもしれないって言われたんだ。忘れるならなんか、、どうでも良くなったって言うか、、、」


「そ、そうなんだ、、でもどうでもいいなんて言わないで、、。あ!じゃあこのスマホあげる一緒にこれでメールしよ!それで毎日あったことをお互い記録するの!友達日記!ね!!そしたら、私たちの記憶残しておけるでしょ!」


と会話をしたのを思い出した。

ただ、全部思い出したかと言うとそんなことは無いと思う。



なにか大事なものを忘れている気がする、、

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