幽霊だった君にもう一度恋をした。
学校の下駄箱のところで


「結菜!!!大丈夫!?」


「だ、大丈夫なのか!?」


「たじたじしないでよみっともないから!」


と碧と心結が駆け寄ってきた。

なんかいつの間にか普通に話している。

夏休みも全然会えてなかったし、なにが起きてるのか全く理解できなかったけど、、まぁ、良かったと微笑ましくなった。


「うん。大丈夫だよ!」


と言うと


「そっか!良かった、、おれ今日日直だから先いくわ」


碧はそう言って先に行った。


「お見舞い行けなくてごめん。でも、犯人捕まえておきました!(私さ、誰かに押されて落ちたんだよね、、)なんて、電話で言われてびっくりしたんだから!!」

と心結は少し怒ってたけどそれが面白くて、、


「ふっ、ごめんごめん、ありがとね。」


と、笑ってしまった。


「笑い事じゃないから!、ほら、早く!」


と心結が言うと、角から黒髪の綺麗な女の人が出てきた。なんか見たことあるような、、気がした。上履きを見るとそれは3年生のものだった。名前は橘澄麗(たちばなすみれ)と言った。


「、、な、、かが、、あんた、なんかが陽也を取るからよ!ふらっと陽也の前に現れて、いつの間にか付き合って、、、わ、わたし、のことは、、てないのに、、」


とどんどん声が小さくなっていき最後の言葉は聞き取れなかった。


「えっと、、」


私が戸惑っていると


「謝りなさいよ!あんたがしたことは犯罪なんだよ!先輩だからって許さないから!!」


と心結が怒鳴り散らかしそれを聞いたのか陽也が来てしまった。


「ど、どうしたの?えっと、、おはよう、?」


と陽也は戸惑いながら先輩に挨拶をすると、


「はは、お、おはよう」


と、先輩は呆れたような笑いの後涙目で言い走って行ってしまった。


「えっ、と、なんか、ごめん」


陽也は戸惑いながら言った。


「先輩は知り合いなの?」


と聞くと


「同じクラスだけど、、あ、」


「何?」


「いや、なんでもない。そ、ろそろ行くわ」


絶対何かを隠しているけど、聞けずに行ってしまった。


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