キス、しよっか?


「ふっ。ちゃんと呼べるじゃん
その調子で、学校でもちゃんと呼んでね」



村主くんはそう言って、
私の頭をポンポンッと撫でてきた。



「........................っ、」



もちろん、いきなり頭を撫でられるなんて。



想像もしてなかったから、
私の顔は更に真っ赤になっちゃって。



「結音、顔赤くしてないで早く食べなよ」



サラッと村主くんに突っ込まれてしまった私。



村主くんに、
突っ込まれたことすら恥ずかしくて。



「〜っ、村主くんのせい、だから‼︎」



私が、村主くんの、
責任にしたのは言うまでもない..................


< 37 / 51 >

この作品をシェア

pagetop