妹に彼氏を寝取られ傷心していた地味女の私がナンパしてきた年下イケメンと一夜を共にしたら、驚く程に甘い溺愛が待っていました【完】
「有紗……」
果たしてこれは偶然なのか、ついつい疑いの目を向けてしまう。
「二人とも、良かったらお茶しない? 私、荒木田さんとお姉ちゃんの馴れ初めとか聞きたいなぁ~」
しかも、私たちを探ろうとしている事が容易に想像出来て、当然の事ながらそんな誘いは断るつもりでいたのだけど……
「亜夢、ここはとりあえず相手に合わせた方がいいよ。断ったら、付いてきそうじゃない?」
という百瀬くんの言葉にも一理あると思った私は迷った末、
「……少しだけなら……」
少しだけ、有紗に付き合って三人でお茶をする事になった。
近くのカフェに入り、私と百瀬くんが並んで座り、百瀬くんの向かい側に有紗が座る。
注文を終えてから少しして、私と百瀬くんにはホットコーヒー、有紗にはチーズケーキとホットココアが運ばれて来た。
「それで、二人はどうやって出逢ったの?」
チーズケーキを一口食べた有紗は、早速私たちの事を探り始めた。
「俺の方が一目惚れで、声を掛けたのがきっかけだったんだ」
黙ったままの私に代わり、百瀬くんが有紗の質問に答えてくれる。
「へぇ~、そうなんだぁ? 一目惚れとか、すごーい!」
なんて返してるけど、有紗の心中は穏やかじゃないのは表情からよく分かる。
「そう言えば、荒木田さんっていくつなんですか?」
「俺? 俺は二十五だよ」
「え? 私と同い歳なんだなぁ? それじゃあ、百瀬くんって呼んでもいい? 私の事は有紗って呼んでくれて構わないし」
そして、百瀬くんが自分と同い歳だと分かると、一気に距離を詰めようとしてくる。
「別に好きに呼んでくれて構わないよ。けど俺、女の子を名前で呼ぶのは好きな子だけって決めてるから、キミの事は名前で呼べないんだ。ごめんね」
だけど、百瀬くんは一筋縄ではいかないようで、名前で呼ばれない事に些か苛立っているようだった。
「そっか。ううん、全然平気だよ。百瀬くんって一途なんだね! お姉ちゃんが羨ましいなぁ~」
それでもめげない有紗は、彼の情報を得ようとどんどん話を振っていく。
果たしてこれは偶然なのか、ついつい疑いの目を向けてしまう。
「二人とも、良かったらお茶しない? 私、荒木田さんとお姉ちゃんの馴れ初めとか聞きたいなぁ~」
しかも、私たちを探ろうとしている事が容易に想像出来て、当然の事ながらそんな誘いは断るつもりでいたのだけど……
「亜夢、ここはとりあえず相手に合わせた方がいいよ。断ったら、付いてきそうじゃない?」
という百瀬くんの言葉にも一理あると思った私は迷った末、
「……少しだけなら……」
少しだけ、有紗に付き合って三人でお茶をする事になった。
近くのカフェに入り、私と百瀬くんが並んで座り、百瀬くんの向かい側に有紗が座る。
注文を終えてから少しして、私と百瀬くんにはホットコーヒー、有紗にはチーズケーキとホットココアが運ばれて来た。
「それで、二人はどうやって出逢ったの?」
チーズケーキを一口食べた有紗は、早速私たちの事を探り始めた。
「俺の方が一目惚れで、声を掛けたのがきっかけだったんだ」
黙ったままの私に代わり、百瀬くんが有紗の質問に答えてくれる。
「へぇ~、そうなんだぁ? 一目惚れとか、すごーい!」
なんて返してるけど、有紗の心中は穏やかじゃないのは表情からよく分かる。
「そう言えば、荒木田さんっていくつなんですか?」
「俺? 俺は二十五だよ」
「え? 私と同い歳なんだなぁ? それじゃあ、百瀬くんって呼んでもいい? 私の事は有紗って呼んでくれて構わないし」
そして、百瀬くんが自分と同い歳だと分かると、一気に距離を詰めようとしてくる。
「別に好きに呼んでくれて構わないよ。けど俺、女の子を名前で呼ぶのは好きな子だけって決めてるから、キミの事は名前で呼べないんだ。ごめんね」
だけど、百瀬くんは一筋縄ではいかないようで、名前で呼ばれない事に些か苛立っているようだった。
「そっか。ううん、全然平気だよ。百瀬くんって一途なんだね! お姉ちゃんが羨ましいなぁ~」
それでもめげない有紗は、彼の情報を得ようとどんどん話を振っていく。