妹に彼氏を寝取られ傷心していた地味女の私がナンパしてきた年下イケメンと一夜を共にしたら、驚く程に甘い溺愛が待っていました【完】
「あー、スッキリした」
店を出た百瀬くんは晴れやかな表情を浮かべている。
「……あの、百瀬くん」
そんな彼を呼び止めると、『どうしたの?』と不思議そうな顔で振り向いた。
「……あのね、ありがとう」
「ん? 何が?」
「さっきのあれ、有紗の時もそうなんだけど、私が言いたかった事を百瀬くんが言ってくれたから、嬉しかった」
偶然なんだろうけど、私は有紗の時といい、さっきの貴将の時といい、百瀬くんが私の言いたかった事を代弁してくれたような気がして本当に嬉しかった。
私も、あんな風に面と向かって言ってやりたかったから。
全て百瀬くんが言ってくれたから、心が凄く晴れやかな気分だった。
「亜夢が笑顔になってくれて良かったよ。妹に会った時も、元カレに会った時も凄く辛そうで、俺、亜夢にそんな表情させる奴らが許せなくて、つい口挟んじゃった」
本当に、百瀬くんはどこまでも優しい。
私はいつも、彼に救われている。
有紗に対してあそこまで言ってくれたから、もう、不安は無くなった。
百瀬くんは大丈夫、絶対に私を裏切ったりしない。
彼なら信じられる。
そう、思ってた――この時までは。
あの一件から暫くして、懲りずにまた有紗が私の前に姿を現した。
「……有紗……まだ何か用なの?」
「お姉ちゃん、この前貴将くんに会ったんだってね? 彼、百瀬くんに対して物凄く怒ってたよ」
「その話? あれはあっちが悪いでしょ。浮気したくせに私の事を非難するんだもん。百瀬くんが言ってくれなかったら私が言ってたわよ」
「ふーん。まあ、それもそっか。貴将くんがお姉ちゃんに偉そうな事言えた義理じゃないもんね」
なんて言っている有紗にも、偉そうな事を言う資格は無いのだけど、本人にはその自覚が全くもって無いらしい。
店を出た百瀬くんは晴れやかな表情を浮かべている。
「……あの、百瀬くん」
そんな彼を呼び止めると、『どうしたの?』と不思議そうな顔で振り向いた。
「……あのね、ありがとう」
「ん? 何が?」
「さっきのあれ、有紗の時もそうなんだけど、私が言いたかった事を百瀬くんが言ってくれたから、嬉しかった」
偶然なんだろうけど、私は有紗の時といい、さっきの貴将の時といい、百瀬くんが私の言いたかった事を代弁してくれたような気がして本当に嬉しかった。
私も、あんな風に面と向かって言ってやりたかったから。
全て百瀬くんが言ってくれたから、心が凄く晴れやかな気分だった。
「亜夢が笑顔になってくれて良かったよ。妹に会った時も、元カレに会った時も凄く辛そうで、俺、亜夢にそんな表情させる奴らが許せなくて、つい口挟んじゃった」
本当に、百瀬くんはどこまでも優しい。
私はいつも、彼に救われている。
有紗に対してあそこまで言ってくれたから、もう、不安は無くなった。
百瀬くんは大丈夫、絶対に私を裏切ったりしない。
彼なら信じられる。
そう、思ってた――この時までは。
あの一件から暫くして、懲りずにまた有紗が私の前に姿を現した。
「……有紗……まだ何か用なの?」
「お姉ちゃん、この前貴将くんに会ったんだってね? 彼、百瀬くんに対して物凄く怒ってたよ」
「その話? あれはあっちが悪いでしょ。浮気したくせに私の事を非難するんだもん。百瀬くんが言ってくれなかったら私が言ってたわよ」
「ふーん。まあ、それもそっか。貴将くんがお姉ちゃんに偉そうな事言えた義理じゃないもんね」
なんて言っている有紗にも、偉そうな事を言う資格は無いのだけど、本人にはその自覚が全くもって無いらしい。