旧財閥家御曹司の愛妻渇望。 〜ご令嬢は、御曹司に甘く口説かれる。〜



「安心してください、これは旦那様ではなく大奥様が準備してくださいました。最初は旦那様が選んでいたのですが、大奥様に叱られたようで」

「お義母様が?」

「えぇ。下着類は全て大奥様が」

「そうなんですね。とても可愛いわ……でも、これ透けて、見えちゃうんじゃないですか?」

「大丈夫ですよ。羽織るものがありますので」


 羽織も少し薄い気がするが、まだマシだと思ってそれを羽織った。

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