真面目な委員長ちゃんはイケメンチャラ男に翻弄される。
「おねえちゃん……。スカートが。」

「えっ?わっ。」


女の子がスカートを指さしていて見るとアイスクリームがべったりついていた。


「ごめんなさい……」

女の子は今にも泣きだしそう。

かわいそうな姿に少し胸が痛む。

「大丈夫「りい!!」


安心させようと声をかけようとすると女の人が現れて困った顔で謝ってきた。

どうやらこの子のお母さんのようだ。


「ごめんなさい!うちの子が!」

「いえいえ。大丈夫ですよ。」

「ほんとにごめんなさい!これ少しなんですけど服を買ってください。」


そう言ってお金を渡してきてたから。


「いえいえ!ほんとに大丈夫ですよ。
わざとやったわけじゃないんですし。しかもちゃんと謝ってきたし、えらいですよ。
家で褒めてあげてください。」


絶対にこんなお金なんて受け取れない。

服なんて大丈夫だ。
この服も大した金額していないし。

そう思って女の子にできるだけ優しく。
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