その恋は甘くて危険【番外編追加済み】
急かされて、輝悠先輩がお金を払った。
「ちょうどね~!はい、これレシート!始まるのは5分後だから、今なら入れるわよ。ここから突き当たって左側にあるからね~!じゃあ、楽しんでちょうだい!」
「教えていただきありがとうございます。行こっか、未珠ちゃん」
「は、はい」
頷いて、歩き出した。
「なかなかキャラが濃い方でしたね」
「そうだね。ああいう人は初めて見た」
聞こえたらまずいから、こそっと小さい声で言った。
それに、輝悠先輩も小さい声で返す。
確かに、周りにはいないタイプだった。
「突き当たって左側だったよね?」
「そうですね。そう言ってました」
オネェさんの言うとおり、左側に扉があった。