カエル化姫は愛されたい、偽俺様王子は愛したい~推し活女子と天然一途男子は最強夫婦~
一通りの相手と挨拶をかわし終えた私たちは、怒涛のコミュニケーションの渦の中からようやく解放された。
瑠璃也が肩を撫でおろすのを見て、
「みんな個性的で面白いね」
と私は率直な感想を口にしてみる。
瑠璃也は申し訳なそうな顔で、
「ごめん、じいさん含め、セクハラまがいな奴しかいなくて」
そう言うのだ。
「あれって一応リップサービスだよね?瑠璃也は際どい話は、苦手っぽいけど」
「別に、苦手じゃないけど」
「え?でも、嫌そうだった」
「白那が話題にあげられるが嫌なだけ。あわよくばって奴が、マジでいるから。本当に」
「ないない。美亜さんも言ってたけど、私は庶民なので、瑠璃也の親族とは格が合わないし」
「それ、ムカつくから。格とかスペックとか本当に嫌いだから、言わないで欲しい」
本当にイヤそうに眉をひそめるのだった。
「あと」
と言ってから、瑠璃也は私の目を見て、目を逸らした。
え、なに、と思う。
やめとく、と言うのだった。
「気になるから、やめないでよ」
と言ったら、瑠璃也はじっと目を見つめて来てから、ちょっと向こうに行こう、と言われる。
瑠璃也が肩を撫でおろすのを見て、
「みんな個性的で面白いね」
と私は率直な感想を口にしてみる。
瑠璃也は申し訳なそうな顔で、
「ごめん、じいさん含め、セクハラまがいな奴しかいなくて」
そう言うのだ。
「あれって一応リップサービスだよね?瑠璃也は際どい話は、苦手っぽいけど」
「別に、苦手じゃないけど」
「え?でも、嫌そうだった」
「白那が話題にあげられるが嫌なだけ。あわよくばって奴が、マジでいるから。本当に」
「ないない。美亜さんも言ってたけど、私は庶民なので、瑠璃也の親族とは格が合わないし」
「それ、ムカつくから。格とかスペックとか本当に嫌いだから、言わないで欲しい」
本当にイヤそうに眉をひそめるのだった。
「あと」
と言ってから、瑠璃也は私の目を見て、目を逸らした。
え、なに、と思う。
やめとく、と言うのだった。
「気になるから、やめないでよ」
と言ったら、瑠璃也はじっと目を見つめて来てから、ちょっと向こうに行こう、と言われる。