双子アイドルは俺様暴走族!
驚いて確認すると、スカート後ろ側にザックリと切れ目が入っていて、そこからかわいらしい綿のパンツがのぞいていた。
瞬間、カーッと顔に熱が集まる。

あいつら、やりやがったな!!
階段からここまでパンツをさらけて歩いていたなんて、恥ずかしくて自殺願望が湧いてくる。
しかしそこをなんとか思いとどまり、あたしは教室の隅でジャージを着こんだ。
「パンツまで切られてなくてよかったね」

と、圭が笑う。
「笑うことろじゃないだろ圭。カヤ、犯人わかっているんだろ? 俺が言いに行ってやるよ」
「あぁうん。でも大丈夫だよ」
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