シテくれないわたしの彼氏~モンスターバトル~
「その保険の関係で、色々制限があるんだよ」
と私がいえば、
「私もクローズ保険で、レベル3くらいの制限はかかってるよ。たしか、バンジージャンプとかジェットコースターは大丈夫なレベルだったけど。だから、彼氏にはハードすぎるのはやめてねって言ってた」
とゆうかは言うのだった。
私は言葉もない。
そんなにメジャーになっているとは思わなかった。
ただ、ゆうかも、この辺では有名な名家の生まれだ。家族が心配して保険に入っていてもおかしくはないのかもしれない。
「レベル1っていうと、かなり低いね。刺激感度がよければ、制限きついかも」
「そっか。やっぱり解約してもらえない限り、難しいのかな」
そうは言うものの、彼の話によれば、レベルの相談は難しいという。
それにその問題がないとしても、他に彼は問題があると思っているようだった。
何か打破できる一撃はないのかな?と思いながら、学校の一日を過ごす。