女3人寄れば「ぼうこう炎」の話で盛り上がる!
「じゃぁ、診ましょうかね」
先生の声がして、

それと同時に、腹部に私から見えないように、仕切りのカーテンが閉められた。

「足、開いてください」

ぐげっ・・
いや、<くぱぁ>なのかもしれないが、
先生は結構大胆に、私の縦の切り込み部分に指を入れてぐぃっと広げた。

「ああ、少し炎症の跡がありますね」

「それでは、ぼうこう鏡やりますよ」
はい・・と返事をする前に、
人差し指と中指と思われるもので、グイグイ冷たい感触の何かを塗られた。

局所麻酔ゼリーだと思う。

先生・・ワイルドですぅ・・・
力強い・・

つぷっ・・異物感、何かが入って行く感触。
痛みはまったくない。
おいおい、BLシーンじゃないってば、とつっこみを入れる。

そう言えば、パタタタタ・・っていう効果音もあったな。
つまらない方向に、発想が飛んで行く。

しばらくして、お腹に液体が入って行く感触がある。

たぶん、きれいに撮影するために洗浄液をいれるのだろう。
撮影は2~3分程度で終了した。
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