私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編
CTや心電図など一通りの検査を終え、再び山中先生のところへ戻った
「お疲れ様です
体調は大丈夫ですか?」
「大丈夫なので着替えさせてください
寒いです」
「後一つ残ってるのでそれ終わってからにしてください」
「まだあるんですか……」
「いつも逃げるからです
ほら、これ着て少しだけ我慢してください」
そして山中先生の白衣を肩にかけてくれた
「………いいんですか?
こんなことして」
「いいんです
寒い思いさせてるのは僕なので」
「………優しいですよね、山中先生って…………私なんかに構ってないで他の子といた方が楽しいですよ」
「……楽しさ求めてません
仕事ですから」
「………………………」
「………少なくとも君といるのは楽しいですよ、僕は」
「……………そうですか」
「ほら、着きましたよ
そこに横になっててください
準備しますから」
「…………何するんですか?」
「…………傷……また触ってますよね…?」
「……………………」
「……痛くても知りませんからね」
そう言いながらも色々歩きまわっていた