君に抱いた恋心を記憶の中にそっとしまって。
「楽しくないわけないじゃん。初優ちゃんの笑顔をたくさん見れて嬉しいよ」
「なっ……なんですか、それ!」
結局、遥陽さんに流されてしまった。
なんだか遥陽さんに振り回されっぱなしで、心臓はドキドキと静まることを知らない。
「そのまんまの意味だよ。ってことで、会場の中に入ろう。もうそろ時間だよ」
「……はーい」
私はそのまま、遥陽さんの後ろをついて行き、プラネタリウムの夜空を見るために会場の中にある小さな部屋に入る。
隣同士で座り、緊張しながら開演の時間を待っていた。