あの星空を忘れない。

永栄町にlet's go！

それから1ヶ月後。
今日は永栄町に行く日。と言ってもパーティーは明日。
ここからだと半日かかるから今日行って早めに休もうということになったんだ。

昨日、病院に行って体調を見てもらったんだけど
今は落ち着いているから大丈夫って許可をちゃんともらったよ。

だから、心配はいらないかな。
最悪あっちで体調がひどくなっても前行ってた病院に行くことになってるからヘーキ。

「星奈ー？そろそろ行くわよ〜」

あ、お母さんが呼んでる。

「はーい、今行く」

忘れ物はないよね？
スマホ、薬、財布、エチケット袋、学生証…

今見ると、遠足に行くみたいな荷物だな、

あっやばこんなことしてる暇ない！
私は荷物を持って階段を降りる。

「あ来たわね」

「遅くなってごめんなさい」

「大丈夫よ〜」

私は急いで靴を履いた。

「あんまり急ぐと気持ち悪くなるからゆっくりでいいぞ？」

確かに、、気をつけなきゃ
こんなところで体調を崩してられない。

「うん！大丈夫、行こ！」

「元気ねぇ」　

私は荷物を持って車に乗り込んだ。
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