ギャルゲーオタクの幼なじみとほんの少し大人になれました
「か、勝手に私の部屋の粗さがししないで!」
私は、恥ずかしくなってバッ!と黒炎君から、その本をとった。
そりゃあ大学生ともなれば、そういう系の漫画の一冊や二冊持ってるし、読んでるもの……だよね?
「ごめん。でも、朱里がこういうの読むのが意外すぎて、ちょっと、な」
黒炎君が凄く真っ赤になってる。
可愛い……じゃなくて!
これが今どきの草食系男子か。
本当に草でも食べてるの?って聞きたくなるくらい純粋すぎない!?
「黒炎君は大学生なんだし、R指定もののゲームとかしないの?」
「俺はストーリーとイラスト重視だから。それに、そういうゲームってストーリー性とかなくて、ただエッチするだけの内容だろ?」
「……」
ごもっともの意見で何も言えない。
というか、純粋無垢な黒炎君から、まさか「えっち」なんて言葉が聞けるなんて思ってもいませんでしたよ。
やっぱり大人になったんだなぁーって実感する。
私は、恥ずかしくなってバッ!と黒炎君から、その本をとった。
そりゃあ大学生ともなれば、そういう系の漫画の一冊や二冊持ってるし、読んでるもの……だよね?
「ごめん。でも、朱里がこういうの読むのが意外すぎて、ちょっと、な」
黒炎君が凄く真っ赤になってる。
可愛い……じゃなくて!
これが今どきの草食系男子か。
本当に草でも食べてるの?って聞きたくなるくらい純粋すぎない!?
「黒炎君は大学生なんだし、R指定もののゲームとかしないの?」
「俺はストーリーとイラスト重視だから。それに、そういうゲームってストーリー性とかなくて、ただエッチするだけの内容だろ?」
「……」
ごもっともの意見で何も言えない。
というか、純粋無垢な黒炎君から、まさか「えっち」なんて言葉が聞けるなんて思ってもいませんでしたよ。
やっぱり大人になったんだなぁーって実感する。