超短編 君と私の200字小説-1-
別れたあいつ
僕はあいつと別れてしまった。
あいつと僕は、年に5回しか会えない。
でも、あいつのことを知りたくて、僕は学校へ行く。
僕は頭良いのに…!学校なんて、いらないのに…!
僕はあいつが嫌いだ。
けど、あいつに会わないと、僕は生きていけないんだ!
高校なんて、行くもんじゃなかった…
そうつぶやきながら僕は
定期テストの傾向をつかむため、学校へ行く。
友はこう言う。
「いやいやいや…会わなくても生きていけるよ!留年するだけ!」
あいつと僕は、年に5回しか会えない。
でも、あいつのことを知りたくて、僕は学校へ行く。
僕は頭良いのに…!学校なんて、いらないのに…!
僕はあいつが嫌いだ。
けど、あいつに会わないと、僕は生きていけないんだ!
高校なんて、行くもんじゃなかった…
そうつぶやきながら僕は
定期テストの傾向をつかむため、学校へ行く。
友はこう言う。
「いやいやいや…会わなくても生きていけるよ!留年するだけ!」
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それは、''いじめ''から始まった会話だった。
そしてそれは、影に染まって黒の中に独りぼっちだった私の、光になった。
「貴方なんかに私の気持ちはわからないわ...!」
「わかるなんて軽々しく言えねぇよ!友達も所詮他人なんだから!」
いじめ、それは、私をむしばんできたもの。
そして同時に、私を救ってくれたもの。
「ねーぇ、あの人から電話番号とって来てよぉ?アンタRINEやってないでしょ?」
「…それ、何のために必要ですか?ってか、スカート踏まないでください」
遠い記憶の中で
私をむしばんだ影と私の声がする。
「えー?あの人に告白して見事フラれてきてほしいだけよーぉ?」
邪気に歪んだ顔は、自分が一番でありたいという黒い心に染まっていた。
「あぁ、なんなら私に電話番号くれてもいいけどね!あはは!」
ひとしきり笑った彼女は、まぁ、と付け加える。
「断ったら、アンタが職場体験で見た地獄、アンタの先輩が見るんだけどさ!」
……断れるはずがなかった。
あんな地獄を、先輩が見る、なんて。
耐えられるはずが、なかった。
だってほんとに
地獄、だったから
「今思うと、あんなのに屈してしまった私も馬鹿ねぇ…」
おもわず、つぶやいてしまった。
「…?ごめん聞き取れなかった、なんて?」
私の目の前にいた男子が、振り向かずに聞いてくる。
「ううん、独り言。気にしないでちょうだい」
忘れていた。彼は地獄耳だった。
本当に、職場体験のことは、今でも忘れられない。
でも、そんなことはもういい。
私が彼との関係を持てたから。
私は呼びかける。
「ねぇ、渡海くんーーー」
渡海 遥(トカイ ハルカ)中学一年生・陸上部
×
月野 麗(ツキノ ウララ)中学一年生・文芸部
これは
私と彼の
本当にあった日々ーーー。
【作者より】
月野麗です。
今回は……ちょっと爽やか系?実話なのでいつもよりは軽く読めるはずです!
依存しまくるドロドロではなく、ちょっとした友情を味わって頂ければ幸いです。
※注意:実話が元ですが、実名は出していません。
また、説明を省くための誇張表現が数か所あります。2割創作、8割エッセイぐらいです。
!!感想・いいね急募!!
では、本編へ!
↓↓↓
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はい、皆様おなじみ月野麗でございます!
学園祭も過ぎ、もう中間テストも終わってしまいましたね。
私のほうはというと、告白は結局しませんでした。
いいんです。
彼には彼女がいました。
それに、私の彼に対する想いは、恋ではなかったので。
慕っていた、ただそれだけだったんです。
だから、もういいんです。
これは本心ですよ(笑)強がりじゃなくて。
前回の話が分からない人はこちらへどーぞ↓
https://www.no-ichigo.jp/read/book/book_id/1703375
っていうわけで、今回は、前回の続きを書いていきます!
今回から偽名を使いますよー(⋈◍>◡<◍)。✧♡(←?
本人はもちろん月野麗、でやってまいります!
Aくんは、天王寺遥、という名前になってもらいましょー!ww
!注意! 部活用も兼ねているため、表現はマイルドです。
ハートが3つ付かないと、閲覧注意は書きません。
(↑リア友はわかるよね、閲覧注意)
閲覧注意とは、-1-の回想部分を詳しく書いたものです。
ってなわけで本編へどーぞ↓
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「ねぇねぇ、『ケータイデンワ』って知ってる?あの七不思議!」
「あっ、知ってるー!あれでしょ、夕方の5時55分55秒、5が5つそろう時間に、555-5555-5555に電話をすると、ってやつ!」
名前も知らないクラスメートは今日も、私の知らないうわさ話をしている。
1、歩く銅像
2、目の動く絵画
3、真夜中に鳴るピアノ
4、13段階段
5、体育館の騒音
6、恋愛破棄屋上
7、ケータイデンワ
そもそも、ケータイデンワとは何か。
他の七不思議は名前で何となく予想がつくのに、これだけ謎だろう。
その理由は、ケータイデンワ自体が都市伝説から始まったものだからである。
つまり、七不思議の中でも新しいのがケータイデンワ。
…くだらない。
私は鼻をすする。9月の風はもう肌寒く、私の肌をくすぐる。
そもそも、だ。
私は七不思議なんてものに興味はない。
何故か?非科学的だからだ。
1の歩く銅像は嘘だろう。
銅は融点が1,085℃。想像してほしい。
その温度に近づいたら、普通に目撃者が焼け死ぬ。
2の目の動く絵画。モナリザの目が動くといわれている。
モナリザは元々、どこから見ても見つめられているような錯覚を起こさせる絵画といわれているのだ。
そのおかげで、「モナリザ効果」という言葉が生まれたほど。
などなど、不可能だと言い切れるものが多い。
だが。
「ケータイデンワか…」
私はつぶやく。
これだけは、起きうることがないことを証明できないのだ。
いや、自分の中で証明に納得できない、というほうが近いか。なぜなら私は、いや、私も……。
「科学的とか、ロマンがない話をするねw」
国立シエル学園 高等部3年(?) 星野光(ホシノヒカリ)
×
「嘘でしょ…。あなた誰……⁈っ、もしかして!」
国立シエル学園 中等部2年 神崎天鈴(カンザキアマネ)
愛を知らない孤独な女と、いたずら好きのイケメン幽霊
二人の関係は、ひょんなことから始まり…?
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