「みんなで幸せになると良いよ。」
涼子さんは大学の事務で働いていた。顔は美人ではないし、スタイルもお世辞にも良いとは言い難い外見をしていた。彼氏も居なくて少し年齢より老けて見えた。

大学での仕事が終わると実家の定食屋を手伝ってたらしいから、その疲れが何年も顔や体に付属品をつけさせたんだろうね。

今度そこで合コンがあるからどうかなと誘われたの。働き出して半年くらいしてからかな。生まれ育った環境が環境なだけに「合コン」なんて行った事なかった。耳にするのも新鮮な言葉だった。

一度行ってみたいとは思っていたけど、まだ仕事で手一杯だと断ったのね。
すると涼子さんは「分かった。けど、次は行くんよ。」とニコニコしてたわ。

涼子さんは月に何度か朝帰りしてた。酔って返ってきては泥のように眠って、夕方に起きてその日の成果を私に報告するの。

「短足の自称青年家」「マザコン170cm」「不細工なナルシスト」出会った男、寝た男を分かりやすい別称で話してくれた。女のひとのそういう話って本当ひどいものね。特に涼子さんは笑いながらセックスの詳細を語るの。自分がどうされたとか、相手は何々タイプでどうゆうことをしたがるか…知りたくなくてもそういう話に詳しくなったわ。
< 170 / 266 >

この作品をシェア

pagetop