「みんなで幸せになると良いよ。」
第11章 西に向かう電車で

1.同じ砂の上で

砂浜では焚き火をしながらビーチバレーをしている。

海の家はダンスミュージックをかけている。

海の上には誰も、何もなくなっている。

ヒイラギは目を閉じている。



涙がとまらなくなる。




とまらなくて、とまらなくて、

叫んだ。

言葉にもならなくて、

感情さえあやふやな音。
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