「みんなで幸せになると良いよ。」
「変なオナゴって誰ですか?」

白々しい。

野田は椿のことを聞きたいことぐらい知っているけど、あまり野田と椿の話をしたくない。


『なんていったっけ?きれいな花の名前したオナゴ…あぁ、椿ちゃんだ!』


知ってるくせに知らないふりをするのは野田も一緒。野田は椿のことを気に入っていて「独占欲」で「アクセサリー」にしたがっている。


早い話、恋人にしたい。
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