「みんなで幸せになると良いよ。」
羽田 椿にはおよそ「嫉妬心」が存在しない。

必要最低限の「束縛」さえない関係にはじめこそ心地よさを覚えたものの、消化された自由な毎日はゴムのように伸びきっていった。

ルールのないゲームをしてるようで、何でもありと言われると意外と何もできていないことに気付かされた。
< 55 / 266 >

この作品をシェア

pagetop