小児科医が甘え下手な看護師に愛を教えました
車に二人で乗り込んだ。

なんの会話をしようか…と考えることもなく話しかけられた。

「立花はさ、好きな人いないの?」

「急に恋愛話ですか?逆にいると思いますか?」

「そりゃあ、この前三浦の家に来てた海斗さん?だっけ。その人とか斗真とかも言ってたような」

「あぁ、斗真は私の弟です。海斗は絶対に恋愛に発展しないんで。そんな事言う松崎さんは?いるんですか?その顔だと選び放題でしょうに」

「まぁね。気になってる人はいるかな」
まぁねって否定しないんかい。

「ほう、どんな性格の子ですか?」

「う〜ん、繊細で人からの気持ちを受け止めるのが苦手な子」

「なんか難しいですね。その人」

「でもね、人の気持には敏感で笑顔が可愛い」

そんな照れた顔で言って…

「惚気ですか?」

「フッ、そうかもね」

何なんだ。コイツは。そして私は何を聞かされてるんだ。

「告白しないんですか?」

「まだかな。いつかはしないと取られそう」

「そんなこと思ってるのに私と二人で車なんて乗って大丈夫なんですか?」

「あぁ、その点については平気」

何がどう平気なのかは知らないがそんな話を聞いても別になんの得にもならないと思ったから、話を変えた。

「あの、前から気になってたんですけど。医者の中にも色々分野があると思うんですけど、なんの分野が専門なんですか?」

「専門分野か、メインは小児科で内科かな。でも、小児の心理についても学んだからカウンセラーとかにはなれるかな」

精神科も診れるんだ。確かに松崎さん話しやすいもんな。

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